パートナーから慰謝料を請求されたときに確認するべき３つのこと

相手の主張は事実か？

突然不倫を理由に慰謝料の請求をされることがあります。
いきなりのことで驚き、相手の剣幕に圧されて慰謝料を支払ってしまったというケースも聞きます。
まずはその請求内容が事実なのかを確認しましょう。
突然内容証明を送られてきて、払わなくてもよいものを払っても、何のメリットもありません。

ただし、相手も何の根拠もなく請求してくることはありませんので、なぜ疑われたのかは確認しておいた方が良いでしょう。

請求内容の確認

相手が請求してくる内容には様々なものがあります。
交際の中止や謝罪の要求、慰謝料が主な内容だと思いますが、それらの要求は本当に正当なものでしょうか。
請求されている慰謝料の金額がとんでもない金額であるケースも少なくありません。
お互いに納得ができる金額であれば問題はありませんが、一般的な慰謝料の相場を大きく超える金額である場合、弁護士に相談し、相当な金額に減額してもらうよう交渉した方がよいでしょう。
相手の言葉に翻弄されて、事実ではないことを認めてしまわないように気を付けましょう。

浮気が発覚する前の夫婦関係は破たんしていたか

浮気をする前から夫婦関係が冷え切っていて、破たんしていると判断される場合、浮気を原因として慰謝料を請求することはできません。
すでに別居をしていている、家での会話はほとんどなく顔を会わせることもないなど、客観的に見て、破たんしてる状態であることが証明できれば、慰謝料を支払う必要はありません。

慰謝料の請求が来たときは、迷わず専門家に相談しましょう

内容証明郵便などで慰謝料の請求をしてきた場合、すでに相手は専門家を味方につけ準備を進めているかもしれません。
その場合、自分ひとりで戦おうとするのは、武器も持たずに戦場へ行こうとしているのと同じで、相手の思うまま慰謝料を支払わされてしまう可能性が十分に考えられます。
請求が来た場合、あなたも弁護士を味方につけて交渉をしたほうが良いでしょう。