スペシャル対談＠弁護士法人赤瀬法律事務所：長崎真友子 | - 不倫慰謝料請求の相談なら弁護士法人赤瀬法律事務所へ 0120-0783-51 -

早速ですが、最近、不倫のニュースって多いですよね？
あれって、芸能界と言うか、テレビの世界だけのお話なのですか？一般の方からのご相談も多いんですか？
そうですね。芸能人に限ったことではなく、一般の方でも不倫はかなり多いという印象です。私としても今まで1000人以上の方からの法律相談に乗っています。
え、１０００件以上ですか！そんなに多いんですね。驚きです。テレビの世界の話だと思っていました。
そうですね。相談件数がかなり増えています。
そうなんですね。漫画を読ませて頂きましたが、半数以上が失敗するって本当ですか？自分で請求するとなぜ失敗するのですか？
例えば、相手から請求が無視されたり、「不倫の事実はない」「お金がない」と言われたりしたらどうしますか？
お金がないって言われたらどうしようもないですね…。
不倫していないって言われたら…うーん……。
次に何をしたらいいか、思いつかなくないですか？実は、請求に対して、相手からこのような反論をされることがよくあります。
この後、素人の方では次の一手をどうするかが分からないのだと思います。
確かに…。多くの方は内容証明郵便で請求しますよね。
でも、内容証明って無視しても罰金とかないんですか？
内容証明郵便を無視しても、強制的に支払いをさせることはできませんし、回答しなくても罰則もないんです。
相手も請求が来ればネットなどで当然調べるでしょうし、弁護士が付くまでは無視しようと考えている人が多いようです。
結果、請求を無視されるという現実があります。
弁護士が付くまで無視ということですが、裁判になるまで無視されるってことですか？
漫画の中で“弁護士＝（イコール）裁判という考えではない”というセリフがありました。
私も“弁護士＝裁判”と思っていましたが、裁判外でどのような活動をして頂けるんでしょうか？
弁護士に依頼すること＝裁判と考えている方が多いのですが、全くの間違いです。
本当に全くの間違いです。大事なところなので、２度言いました（笑）。
裁判せずに、相手に対して不倫の事実を認めさせ、実際に慰謝料を支払わせるという意思を持たせるように働きかけます。
この働きかけ、交渉こそが肝で、弁護士としては、まずは裁判外の交渉に力を入れることになります。
弁護士としては、と言いましたが、少なくとも私は、ということです。
なるほど。相手に反省させ、慰謝料を支払う意識を持たせることが重要で、こうした働きかけをしてくれるということですね。
今日、対談させて頂くために、不倫の被害にあった方がどのような専門家に相談するのかって調べてみたんですが、色々な専門家がいらっしゃるんですね。
ネットで『不倫相談』で検索すると、弁護士さんだけではなく、司法書士、行政書士、離婚カウンセラー、探偵事務所が出てきました。探偵事務所と他の専門家の方が違うことは理解できるんですが、他の専門家と弁護士さんとはどう違うのでしょうか？
弁護士と司法書士にはご依頼者様の代理人となって交渉する権限があります。
ただ、司法書士については１４０万円以下の交渉権限しか持たないので、最初から上限が決まってしまいます。
あと、慰謝料を請求するには内容証明郵便で請求しないといけないと思い込んでいる方が多いようで、書面作成のために行政書士に依頼する方も多いようです。
でも繰り返しになりますが、大事なことは、相手に対して不倫の事実を認めさせ、実際に慰謝料を支払わせるという意思を持たせるという交渉にあるので、費用を使って内容証明を作成しても、無視されたら意味がありません。
行政書士の場合、交渉がそもそもできません。

なので、大きな違いと言ったら、ご依頼者様に代わって最後まで戦える権限があるかないかですね。
僕としては、最後まで戦う権限を持っていない他士業が介入するより、最初から弁護士に依頼した方が、精神的にも、金銭的にも負担が少ないと思いますね。
他の専門家に対しては辛口ですね（笑）。
弁護士さんと他の専門家とでは最終的に慰謝料を獲得する交渉権限を持つという点が違うということですね。
探偵事務所は不倫の証拠をつかんでくれるところという認識であってますか？
そのとおりです。たとえば、ホテルへの出入りの写真であるとか、自宅への出入りとかの証拠を獲得してくれるようです
探偵事務所って、皆さん使うものなんですか？
メールとかＬＩＮＥが残っているだけじゃ、負けちゃうんでしょうか。
メールやＬＩＮＥを残しているなら、僕に言ってもらえればそれだけでも自白を取れますよ（笑）。
それらの証拠も少なくて心もとない場合に、探偵事務所に依頼したらという感じでしょうかね。勝手なイメージですが、弁護士費用よりも、探偵事務所の報酬の方が高い印象があるので、メールなどの証拠があるのであれば、いきなり弁護士でもいいんじゃないかなと思います。
えっ、それ言っちゃっていいんですか！（笑）。
でも、慰謝料を請求するには、もっと膨大な量の証拠が必要なんだと思ってました。
裁判になった場合は、きちんとした証拠が必要になってくるので、メールやＬＩＮＥだけでは足りないこともあります。
ただ、今ある証拠からどう自白に繋げるかもポイントなのです。交渉技術次第ですね。
そうなんですね。
ところで、交渉の技術というお話が出ましたけど、今まで獲得した中で、一番高額な慰謝料っておいくらぐらいなのか聞いてもいいですか？
財産分与が問題にならなかった案件で１５００万円の慰謝料を獲得した案件があります。（長崎：えーっ！！）タイガーウッズなどの超有名人が高額な慰謝料を払ったというニュースがあるので、一般の方にとって慰謝料額ってかなり取れると思っている方もいるのですが、これって、かなり凄いことですよ！
日本では、婚姻関係が破綻した場合であっても、裁判になれば２００万円が相場だと言われていますしね。ここでは言えない事情もありましたが。
言えない事情が気になりますね…。
でもいろんな要素があったとはいえ、びっくりです。漫画を見ると、皆川さんが砂川ドクターに弁護士を紹介してほしいと言ったあとに、砂川ドクターは『…赤瀬だ』と言っています。赤瀬法律事務所のサイトにある漫画なので当然ですが（笑）、慰謝料獲得にすごく自信を持っていらっしゃるのだと感じました。
ありがとうございます（笑）。
自分ができなければ、他の弁護士にできるわけがないという気持ちで頑張っています。
それくらい自信を持ってくれていた方が、依頼する側としては心強いと思います。他に仕事をする上で意識していることはありますか？
日本の司法制度では被害者の方が被った精神的苦痛というものを金銭で解決するしか方法がありません。
なので、私としてはご依頼者様のために、ルールの中で出来る最大のことをやります。
少しでも多く慰謝料を獲得することができるように尽力します。
あとは、解決に至るまでのスピードです。
辛い思いをしたことを少しでも早く忘れて、次のステップに進んで頂きたいと思っています。
人生は短いので、足踏みをしている時間がもったいないのです。
なので、解決する期間をできるだけ短期にするということを強く意識しています。
また、結果を出せないのであれば報酬をもらうべきではないと思っています。
我々の業界は結果保証ができないので、慰謝料請求については、完全成功報酬制度で対応しています。
結果とスピードを強く意識しているということですね。漫画であった赤瀬法律事務所の「ポリシー」とは、結果を出すという強い意識が根底にあるのですね。今日の対談を通じて、周りの方に何かトラブルがあり、『弁護士を紹介して』と言われたら、『…赤瀬法律事務所だ！』と言っちゃいそうです。本日はありがとうございました。