不倫慰謝料請求の事例集(被請求事件)

「早期に弁護士に頼んだことで、相手の怒りが収まった」という事例

「早期に弁護士に頼んだことで、相手の怒りが収まった」という事例
ご相談者の情報
  • 女性
  • 30代
相手方の情報
  • 女性
  • 年齢不詳
  • 既婚
交際期間 半年ほど
弁護士の有無 有り
和解金 50 万円
解決までの
期間
94日

※相手方とコンタクトが
取れた時点を
解決期間の
起算日とします。

「早期の弁護士依頼と素早い対応で減額に成功」

相談までの経緯
相談者は、職場が一緒の男性A氏と、会社の飲み会後に酔った勢いで肉体関係を持ち、そこから不倫関係が始まりました。
不倫期間はおよそ半年ほどで、5〜6回の不貞行為がありました。
ここまでは、不倫はバレていなかったものの、ある時、A氏は、妻B氏に対して、「好きな人ができたから離婚してほしい」と伝え、不貞関係を自白したことで、B氏は不倫の事実を知ったとのことです。
その結果、B氏は弁護士に依頼をし、慰謝料200万円を請求してきたのでした。
なお、今後の相手方夫婦関係については、離婚する意向はなく、交際相手が相手方から「離婚はしないのであきらめてください」と言われたとのことです。
相談者はこの問題について弁護士に依頼しました。
事件解決の流れと弁護士に依頼した結果
まず、相談者の依頼した弁護士は相手方夫婦は離婚しないという点に注目しました。
そこで、B氏の代理人弁護士には「相談者は、不倫関係となってしまったことで、B氏を深く傷つけたことに対して謝罪し、慰謝料を支払う意思はあるということ」「それでも、慰謝料200万円は高すぎるので、減額を希望する」という旨の通知をしました。
これを受けた相手方は、謝罪と慰謝料を支払いの意思を見せたことで態度を軟化させ、「この問題は早期に解決をしたいので、減額を受け入れる」という流れになりました。
結果として、慰謝料は50万円まで減額され、3か月ほどで本件は終了したのでした。

弁護士ポイント

本件は、「早期に弁護士に依頼をして、素早く対応をしたこと」、そして、「謝罪と慰謝料支払いの意思を見せたこと」が、結果として相手の態度の軟化に繋がり、減額に成功しました。
このような誠意ある態度を取ることで、相手が譲歩してくれるというケースもありますが、一方で頭に血の上った方だと「謝るなら慰謝料を言い値で払え」と付け込まれてしまうリスクにもなる部分です。
このさじ加減は難しいのですが、慰謝料の減額交渉の経験が豊富な弁護士であれば、このポイントを的確に押さえて謝罪の文言などを通知や交渉に織り込んでいきます。ですので、慰謝料請求を受けた場合は、経験豊富な弁護士に依頼をすることをおすすめします。

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